岩井友見(いわい ゆみ)さんは東京都出身で1951年5月3日生まれの68歳。学習院大学を経て岩井流家元を襲名。その後、時代劇やテレビドラマ、舞台などで俳優として活動。
乗馬シーンの撮影中に落馬し、左目を失明し、右目も網膜浮腫と診断される大けがを負った。
復帰作となった舞台で共演した俳優の船戸順と1976年に結婚。
大河ドラマ『竜馬が行く』『篤姫』などにも出演し、女優としても活躍した。妹は仁科亜季子、仁科幸子。
岩井友見(68)の現在は?十一代目岩井半四郎を襲名!
岩井友見さんは、14日に十一代目岩井半四郎を襲名することを発表。
「岩井半四郎」は江戸時代から368年続く歌舞伎俳優の名跡であったが、友見の実父で、先代の十世岩井半四郎が2011年に死去。
十世岩井半四郎の実子で、九世岩井半四郎の養女でもある友見は実父である十世岩井半四郎が創流した正派岩井流を継承してきたが、この度、十一代目として岩井半四郎の名跡を襲名。友見は歌舞伎俳優だった父の舞踊家としての分野を継承する。
会見で岩井さんは、
「私は十代目岩井半四郎の実子として昭和26年に生まれました。ちょうど、その年に父が岩井半四郎の名前をたまわりまして、襲名させていただきました。その折に九代目の岩井半四郎様の未亡人でいらっしゃる方から『岩井家に誰か1人、養女にしてほしい』ということを伺わせていただきました。長女でございましたが私が岩井家の方へ養女に行かせていただきました。よって私は68年間、仁科ではなく、岩井友見として行きてまいりました」
「父が亡くなりまして、ちょうど10年が経ちました。私、岩井本家でございますので、岩井半四郎の名跡を預かっておりました。どなたかに継いでいただくか、もしくは大変、勝手なことでございますが十代目で止め名にさせていただこうか悩みました。しかしながら368年続いた岩井半四郎の名前を私の一存で止めてしまうのは、おこがましいことでございます。よって、不肖な舞踊家でございますが父の歌舞伎俳優の部分は女性ですので継げませんが日本舞踊家の分野は十一代目として継がせていただければ、と。これを機に生命を賭して精進してまいります」
2020年5月2日に国立劇場大劇場で襲名の『岩井会』を行う予定となっている。
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