宮城県警仙台南署は1日、ホテルの女湯に侵入し女性用下着を盗んだとして、建造物侵入と窃盗の疑いで、総務省東北総合通信局局長・田中宏容疑者(58)=仙台市青葉区=が逮捕された。
下着を盗んだ総務省局長、田中宏(58)の経歴は?
仙台南署の発表によると、田中容疑者は2月29日午前10時5分~同11時頃、仙台市太白区秋保のホテルの女湯に侵入し、脱衣所で女性用の下着1組を盗んだ疑い。
女性客から「下着がなくなった」と連絡があり、ホテルが署に通報。
防犯カメラを調べたところ、脱衣所を出入りする男が映っていた。
駆けつけた署員がホテル内のロビー周辺にいた田中容疑者のトートバッグを調べたところ、下着が見つかったという。
田中容疑者は容疑を認めている。ホテルへは日帰り入浴で訪れていたとみられる。
総務省は同日、田中容疑者を大臣官房付とする人事を発表した。
東北総合通信局の高橋重行総務部長は記者会見を開き「逮捕されたことは誠に遺憾であり、国民の皆様に深くおわび申し上げます」と謝罪した。
田中 宏(たなか ひろし)
1986年東北大学大学院工学研究科情報科学専攻修士課程修了し、郵政省入省。
総務省情報通信政策局地域放送課技術企画官等を経て、2002年独立行政法人通信総合研究所総務部長に。
2004年総務省総合通信基盤局電波部電波環境課企画官兼総合通信基盤局電波部衛星移動通信課次世代航空通信システム開発室長。
のちに総務省総合通信基盤局電波部衛星移動通信課企画官。
2007年総務省情報通信政策局通信規格課長。
2009年総務省情報流通行政局放送技課長。
内閣府政策統括官(科学技術・イノベーション担当)付参事官を経て、2015年大阪大学産学連携本部教授。
大阪大学産学連携本部副本部長や、国立研究開発法人情報通信研究機構脳情報通信融合研究センター企画管理室長、国立研究開発法人情報通信研究機構データ駆動知能システム研究センター長、学校法人放送大学学園理事等を歴任し、2019年から総務省東北総合通信局長を務め、東北Society5.0の促進などの課題にあたった。
2020年総務省大臣官房付。
みんなの声
こんなときに、局長クラスのお役人が何をやっているのか。
田中宏容疑者の家族は近所の人から変な目で見られるだろう、きっと近所の人もうわさで知っているはず。 家族は大変だ!
深夜の人がいないような時間に侵入したかと思いきや午前10〜11時に侵入とは、無理のある侵入だった。
あと2年我慢したら、我々には理解出来んくらいの退職金やその後の手厚い手当てが支給されるのに…
通信局長てことは、キャリアの上りポストまで来てたってことか。 おそらく今後は 「起訴休職→有罪決定間際にひっそりと依願退職」 だろうけども、天下り先は消滅したわな。
全国ニュースで顔も名前も出されてたし家族が辛いだろうな。
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