現在、イタリアのクレモナで活躍しているヴァイオリンニストの横山令奈さん。
2020年4月3日に、イタリア北部クレモナの鐘楼「トラッツォ」の上でヴァイオリンを演奏、同月16日にも同市の病院からの依頼を受け、病院屋上でヴァイオリンを演奏。
それらの模様はYouTubeその他で配信され、世界中から賞賛を受けるた。そんな横山さんのプロフィールは?
横山令奈プロフィール
横山令奈(よこやま れな)
大阪府箕面市出身で1987年4月9日生まれの33歳。
両親の指導のもと7歳よりヴァイオリンをはじめる。父 故 横山莞五、母 故 清水玲子、ナンドール・セデルケニー氏(元大阪センチュリーオーケストラコンサートマスター)に師事。
高校卒業後の2006年よりイタリアに留学、2011年クレモナ モンテヴェルディ音楽院を審査員一致の満点で卒業。
2010年フィレンツェ・クレシェンド国際コンクールソロの部で1位を受賞。
イタリア・クレモナ・スタウファー音楽院の特別奨学生として、2011年から5年間サルヴァトーレ・アッカルド氏の元で修行。
2011年イタリア・シエナ・キジァーナ音楽院サルヴァトーレ・アッカルドのコースにて優良卒業証書と奨学金を得る。
その他、イタリア・ポルトグロアーロ市サンタチェチーリア音楽院にてイヴァン・ラバーリャ氏にヴァイオリンを師事。
イタリアを中心にヨーロッパ内外(フランス、スペイン、イギリス、ベルギー、ノルウェー、オーストリア、ドイツ、アメリカ等)の重要な劇場、音楽フェスティバルで演奏し好評を得る。
2012年、ディエゴ・マッカニョーラ(ピアノ)と、アレッサンドロ・コピア(チェロ)と共にピアノトリオ “Trio Kanon” を結成。
2014年、イタリア シエナのキジャーナ音楽院にてピアニスト アレキサンダー・ロンクイッヒ氏の室内楽コースに選抜され名誉学位を授与された。
2015年イタリア・ロスピリオージ室内楽コンクールで1位と観客賞を受賞等、数多くの国際コンクールで優勝、入賞を果たす。
クレモナのスタウファー音楽院でサルヴァトーレ・アッカルド氏に師事する。
2016年夏トリオ・カノンは中国へ初の演奏旅行を行い、北京のParkview Green Museumにて北京イタリア文化会館主催のコンサートを開催した。
2017年3月クレモナ・モンテヴェルディフェスティバル、モンテヴェルディ生誕450年を記念して行われたイベントで、クレモナ市を代表し、ブリュッセルEU本会議場にてクレモナ市所有のストラディヴァリウスを演奏した。
2019年3月にイタリア・ワーナーミュージックより「ブラームス・ドヴォルザーク ピアノトリオ」をリリースした。
2019年4月に日本に2度目となる来日コンサートでは、豊中アクア文化ホールにてセレーノチェンバーオーケストラとの共演でベートーベン トリプルコンチェルトを演奏。
大阪ザ・フェニックスホールでの単独コンサートを行った。
「職務」
2012年よりクレモナ・コスタンツォ・ポルタアカデミーのヴァイオリン講師を務める。
2018年より2年間クレモナ国際弦楽器製作学校のヴァイオリン講師及び製作科の実習授業にて実習助手を務める。
2018年よりクレモナ クラウディオ・モンテヴェルディ音楽院(学位修得コース)の室内楽講師を務める。
ヴァイオリン映像は?
この演奏について横山さんはインスタで解説している。
横山令奈YouTubeチャンネル「Lena Yokoyama Violinist」