ワーケーションとは?
ワーケーションとは、「ワーク(労働)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた造語。
観光地やリゾート地でリモートワークを活用しながら、働きながら休暇をとる働き方。
アメリカでネット環境が普及した2000年以降に始まったとされているが、現在の「コロナ禍」で注目を集めている。
活用事例や候補地は?
日本航空などがすでにワーケーションに取り組んでいて、「社員が本当に働いているか心配するより信頼することが大事」とのこと。
候補地としては観光地とのことで、福島、長野、和歌山、沖縄など政府も推進している。
静岡の三島のホテルでは、「畳でゴロゴロワーケーション」宿泊プランの提供を始めたホテルもある。
しかし、ネットでの統計では、経験や興味のある方が3割、「仕事と休暇のメリハリが付けにくい」「費用が掛かる」などの理由で否定的な人が4割と課題が残っている。
やはり観光地ということで、「仕事のオンオフの区別をきちんとつけられるか」が問題になってくると思われる。
みんなの声
年俸制の仕事をしている人は良いと思う。
勤務時間に縛られる仕事をしている人は、勤務時間中にずっと集中していられないと思う。
日中、ずっと仕事しているのであれば現地を楽しめないし、メールや連絡が来ないか気にして休暇を楽しめないと思う。
1日2~3時間だけ仕事するのであればワーケーションは悪くないかも。
希望者が少ないのは当然のこと。
テレワークですら公私の区別が曖昧にされて終業後や休日に伸び伸びとできないのにワーケーションなんて論外です。
初めてテレワークをやって、通勤がないのは確かに楽でいいけど、普段は寛いでいる家でPCに集中というのは意外に疲れるのが分かった。
「仕事は仕事、プライベートはプライベート」公私の区別が大切、古くから言われている言葉だけど、正しいから言われ続けているともいえる。
遊ぶなら気兼ねなく遊びたい。仕事するなら仕事に集中したい。
旅行先に仕事を持って家族と出掛けたことがあるが家族からは大不評…
仕事の事を考えてる私に気を遣うし、顔色を伺ってしまうと言ってた
自分で思ってたよりスイッチのオンオフの切り替えは難しかった。
これって欧州のように3週間とかの長期休暇を取るときの
施策なんじゃないでしょうか?
一番長いお盆の4~5日の休暇のうち2~3日は、2~3時間働いてって言われてしまうと、もはや休暇じゃなくなる。
イレギュラーなことが起こりにくく、自分だけの裁量で
当日の業務を終了できる業務なら、多少は許容できるのかも。
などの声が上がった。