別所由加のプロフィールとランプ会社は?

別所由加のプロフィール

大阪府出身で1988年生まれの31歳。

中学・高校・大学と音楽(特にドラム)に打ち込む。

趣味は、映画鑑賞。

20歳の時に芸大を中退。

右も左も分からない状態からランプ作り一からを学び、7年前に5代目を受け継いだ。

創業者の曽祖父は、大正時代に日本で始めてハリケーンランプの製造を始めたランプ職人。

由加さんは、日本で唯一のランプ職人。

「なぜか、ランプがなくなることは絶対にアカンと思ったんです。だから、私が家業を継ごうと。でも母は猛反対! 指の切断事故に遭った職人さんを何人も見てきているから、女の子がケガをしてほしくなかった。ただ、私が1度決めたらむちゃくちゃ頑固なことは知っているので、最後は入社させてもらえた(笑)」

ランプ会社は?

株式会社WINGED WHEEL

「WINGED WHEEL(ウィングドウィール)」は、1924年(大正13年)から続くハリケーンランプの会社。

〒581-0066 大阪府八尾市北亀井町2-5-5

経営理念

人と人、自分自身と向き合う大切な時間の傍らに寄り添う灯り
直火の炎がもたらすロマンを最大限に引き出せるランプを、
培われた技術を以てこれからも作り続けます。

技術力

当社のランプは日本のランプ職人たちにより培われた伝統の製法を伝承し、自社にて製造しています。
オイルランプはすべて当社において企画、製造したオリジナルです。

オイルランプのバーナー部分はすべて真鍮製ですが、メッキ加工や日本の伝統工芸士による特殊な加工が施されているものもあります。

製品の特徴

現在まで一度も形状の変更なく製造が続けられる当社のハリケーンランプは“嵐の中でも消えないランプ”が名前の由来です。

オリジナルの専用機械などを使用し、約20個のパーツを約300工程をかけて製造・組み立てを行います。

当社製品の特徴であるおだやかな優しい炎を生み出すバーナーの技術を生かし、洋燈やオイルランプといった様々な種類のランプの製造も行っております。

実績

八尾市刊行物『Wao!Yao!』
東大阪・八尾Walker2015年版
大阪産業創造館『Bplatz』
読売新聞『おおさか写真散歩』
朝日新聞『ものづくりに生きる2』
産経新聞『舞台の遺伝子』  などに掲載。

朝日放送『キャスト』
NHK『ニューステラス関西』
朝日放送『ココイロ』
関西放送『よ~いドン 人間国宝』
テレビ大阪放送『和風総本家』
MBS『おとな会』 などに出演。

沿革

1924年(大正13年)

・別所久吉が宮崎商店より日本製ハリケーンランプ製造の話を持ちかけられ、色々と試みるも上手く行かず、弟・留吉の力を得て10年程の苦難の研究の末ようやく完成させる。

・大阪市東区餌差町において別所ランプを個人創業

1933年(昭和8年) 

・大阪市東住吉区平野泥堂町へ移転

・別所留吉が経営の一切を継承。

合資会社別所ランプ製作所として本格的にハリケーンランプの製造をスタートする。

1935年(昭和10年)

・宮崎商店がWINGED WHEELを商標登録。

ハリケーンランプの国内及び輸出も含めて手広く販売を開始。

北米、北欧、東西アフリカ、東南アジアにおいて確固たる地盤を築いて行く。

1955年(昭和30年) 

・宮崎商店より商標権を譲渡される。

この頃大阪に数社あったランプ口金工場が相次いで廃業される中、 その中の一社より「ランプの炎を絶やさないで欲しい」と金型類を託され、更に研究・改良を加え、らんぷ口金類の製造を開始する。

1978年(昭和53年)

・三代目 別所昭 代表に就任。

この頃から変動の激しい輸出事業から撤退、国内での事業展開一本へと転換をはかる。

1980年(昭和55年)

・農業用ハウス栽培用ランプとして新市場を開拓。

石油ランプの特性を生かし適度の炭酸ガスの補給と作物の光合成の促進生産等による農業市場を開拓。

2003年(平成15年)

・合資会社別所ランプ製作所 解散

2004年(平成16年)

・別所二三子が八尾市北亀井町において別所ランプ工芸社を個人創業

2007年(平成19年)

・株式会社WINGED WHEELを設立

・代表取締役に別所二三子就任

2012年(平成24年) 

・現代表の別所由加がインターネット上でオンラインショップを開設
 

2013年(平成25年)

・別所 由加 代表取締役に就任
 

2016年(平成28年)

・ブランド”FLAME SENSE“を立ち上げる

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