ラーメンチェーン「幸楽苑」が大量閉店。その店舗は?

 

ラーメンチェーン「幸楽苑」は利益を確保できる体制を整えるため、全国の486店舗のうち、収益が低い51店舗を今年2020年4月までに閉店すると1月6日に発表した。

 

幸楽苑」は、2019年10月12日に首都圏・北日本を直撃した台風19号の影響で臨時休業する店舗も多く、再開までのダメージが多かった。

その原因となったのが、郡山工場(福島県)の被災で食材供給がストップ。

全国の486店舗のうち約150店舗が1ヵ月間の休業を余儀なくされ、10月の月商が前年の同月と比べ3割減という大きな被害を受けていた。

 

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ラーメンチェーン「幸楽苑」が大量閉店。その店舗は?

 

閉店の対象となる店の内訳は、東海地方が27店舗、関東地方が14店舗、東北地方が5店舗などとなっています。東海地域が27店舗と半数以上を占めてる。

 

閉店予定 (計:51 店舗)

2019 年12月  30 店舗(東北 2 店舗、関東 6 店舗、北陸甲信越 1 店舗、東海 21 店舗)

2020 年1月  7 店舗(東北 1 店舗、関東 2 店舗、東海 4 店舗)

2020 年2月  12 店舗(東北 2 店舗、関東 5 店舗、東海 2 店舗、関西 3 店舗)

2020 年3月  1 店舗(関東 1 店舗) 2020 年 4 月 1 店舗(関西 1 店舗)

 

対象となる店舗は、

 

東北

青森県 (10店舗)

岩手県 (9店舗)

宮城県 (49店舗)

秋田県 (15店舗)

山形県 (14店舗)

福島県 (60店舗)

 

 

関東

茨城県 (43店舗)

栃木県 (23店舗)

群馬県 (16店舗)

埼玉県 (47店舗)

千葉県 (53店舗)

東京都 (33店舗)

神奈川県 (45店舗)

 

 

東海

岐阜県 (1店舗)

静岡県 (15店舗)

愛知県 (7店舗)

三重県 (1店舗)

 

 

関西

大阪府 (3店舗)

兵庫県 (4店舗)

 

 

 

みんなの声

 

 

 

 

 

 

 

ラーメンチェーン「幸楽苑」は、

2019 年 12 月~2020 年4月までに低収益店舗 51 店舗の閉店や業態転換を行い、高収益店舗への人材 配置、労務環境の改善、ひいては働き方改革を推進いたします。本閉店は、人手不足という業界を 超えた課題へのひとつのソリューションとして位置付けており、更に、カニバリゼーションの解消に よる全体収益率の向上、物流網の見直しによるトータルコストの圧縮等、当社の抜本的構造改革の 足がかりとなる施策であります。

とコメント。

 

この経験を踏まえ、「いかなる局面でも利益を確保しうる利益体質の構築」を進めると説明している。

 

 

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